「つくる、つたえる、つながる」

ふるさと長岡

農のある毎日は色とりどりです。

空を見上げれば白、灰、青。毎日毎時違う表情の雲があり、照り付ける太陽の光や、目の覚めるような青い空が広がることもあります。
イネは田んぼの色を茶色から緑、そして黄金色へと変え、
畔に生える雑草も黄色や紫、ピンクの花を咲かせます。
作業のひとときに腰を下ろし、眺める東山の木々の緑も夏にむけて新緑から深緑へ色を変え、冬には一面銀世界となります。

農作業中に出会うカエルやトンボやザリガニ…、いろんな生き物が季節ごとに命を育み、また次の年に出会えることが喜びです。
一年をかけてコメを作る。
ただの繰り返しの中にも、毎日新鮮な発見があります。

農業は当たり前の暮らしに彩りを与えてくれます。
そしてその当たり前の彩りがきっとここで暮らすあなたのふるさとを作っていると信じています。

国道を走る車に乗っている多くの方々がおそらくなんの気にもとめないその景色ではありますが、
長岡から遠く離れてしまっても、あなたのふるさとがいつまでも同じふるさとであるために、
いつ帰ってきてもやっぱり長岡は長岡だという当たり前の景色を守るために、
いつも見ている当たり前の景色がいつまでも当たり前であり続けるために、
田んぼが田んぼであり続けるために。

私はここにいる。
そして、ふるさと長岡の彩りを農業からお伝えしていきます。

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